蘭蝶 短編集
最初は遊園地に行って遊んでから、水族館に行くことになった



「なに乗る?」



敷地内案内のパンフレットを見ながら伶くんが私の顔を覗きこむ



『うーん。…、あ、これ!』



そんな感じで遊園地を楽しんだ。そして、やって来た水族館



水族館の方は家族連れも勿論だけど、カップルの方が多い印象を受けた



「あ、向こうにシロクマとかいるって」



『え!みたい!』



最初にシロクマを見てペンギンを見てと水族館を歩き回った



一番感動したのは、水槽のトンネル。私の頭上に魚がたくさんいてまるで海な中にいるような錯覚に陥った



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