もっと泣かせて愛したい。【書籍タイトル:一途なイケメン幼なじみは、愛が重すぎる溺愛男子でした。】
首筋に顔を埋めるハヅキ。
さっきピリッと痛みが走ったところに、今度は冷たい感触。
「ひゃっ…!」
感じたことのない刺激に変な声が漏れた。
シャツの中ではハヅキの手がどんどん上にあがって、
「っ、やだ…!」
必死の思いでハヅキの胸をおした。
すると一瞬、顔を上げたハヅキが
「…その顔。逆効果」
「ぃたっ…!」
手首を強くつかまれて床に縫い付けられる。
首筋にかかる吐息も。
キャミの中に入ってこようとしてる手も。
こわい。
こわい。
コワイ…
「っい、てぇー…」