もっと泣かせて愛したい。【書籍タイトル:一途なイケメン幼なじみは、愛が重すぎる溺愛男子でした。】
ガーン。
ショックを受ける私にイケメン転校生が言う。
「よかったねー。これで破局?」
どうでもヨサソーな棒読み口調。
「っ!?」
イケメン転校生に近づいて、軽く緩められているネクタイをグイッ!とつかみあげた。
「どういうつもり!?渓渡が見てるの気付いててキスしたでしょ!?」
「うわ。暴力的なとこは相変わらずなんだねー」
「は…?」
“相変わらず”…?
イケメン転校生が私の手を振り払って立ち上がる。
「すぐに手をあげるのはよくないよ?さぁちゃん?」
“さぁちゃん”…?