もっと泣かせて愛したい。【書籍タイトル:一途なイケメン幼なじみは、愛が重すぎる溺愛男子でした。】
なに言ってんだ、自分。でも溢れる言葉を制御できない。
「このみちゃんの前では普通なくせに。普通に話して、笑ってるくせに」
「…何言ってんの?」
「私の前でももっと素出せばいいじゃん。嫌いなんでしょ私のこと?だったらわざわざ隠す必要もないでしょ?」
「………」
「なんで私はみんなと一緒なの。みんなよりずっと、このみちゃんより前から、私の方が…前からハヅキのこと知って」
「やめろ」
ハヅキの低い声に遮られた。
うつむいているハヅキの表情は見えない。
「マジやめて。それ以上煽んないで」