もっと泣かせて愛したい。【書籍タイトル:一途なイケメン幼なじみは、愛が重すぎる溺愛男子でした。】
「………は……?」
最低最低最悪最悪最悪。
でもそれ以上に、この現実が信じられなくて
どうしたら元の優しかった渓渡に戻ってくれる?
そればかり考えてたら、渓渡がまた面倒くさそうにため息をついて、
「行こうぜ」
弥佐ちゃんの肩に手をまわして歩き始めた。
私の横を通る瞬間、弥佐ちゃんの肩にかけたカバンが思い切り当たったけど、
なんの痛さも感じなかった。