アキバ電脳万屋本舗
誕生アキバ電脳万屋本舗
「次は秋葉原。秋葉原です。お降りの際はお忘れ物をなさいませんようご注意下さい。」

電車内に聞き慣れたアナウンスが流れると俺は人混みをかきわけながら出口に向かった。

アキバへ行くときはいつもこれだと、俺はうんざりしながら思った。

数年前まではこんなこと無かったのだが、空前のオタクブーム(今となっては立派な日本文化の一つ)のおかげでアキバ行きの電車はいつも混雑するようになった。

ちょっとマンガを見に行くだけの俺にとってはとてつもなく迷惑な話だった。

「本当に最悪だよ・・・」

俺は一人で呟いていた。
< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

アキバ電脳万屋本舗
NY/著

総文字数/0

ファンタジー0ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop