復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ3〜
グラウンドを囲むフェンスの周りに、砂糖に群がるアリのように女子がいる。お目当てはもちろん雅彦だろう。
きっとあの中に同じ班の女子もいるのだろう。大方、男子は面倒だからさぼっただけだ。

やれやれ、と環奈は小さくため息をつき、教室の床を見た。あっちもこっちもほこりだらけで、隅には雨雲のような大きなほこりがある。
昨日の班も掃除をさぼったようだ。

今日はまどかも残業で、夕飯は遅くなっても問題無い。徹底的にこの教室を磨きあげてやる!と環奈は腕まくりをして、クラスメイト全員の机とイスを、黒板の方へと運んだ。
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