上司の過去と部下の秘密〜隠れ御曹司は本気の恋を逃さない〜
それから金曜日まで、特に何もなく平穏な日々をすごした。

三上さんがドライブに行くことを会社では話さなかったから、私もなんとなく話題にしなかった。だから、お互い他で誰かに話していない限り、このことを知っているのは2人だけだ。なんだか特別な感じがして、ますます浮ついてしまう。

そんな浮足だった気持ちのまま、当日を迎えた。
昨夜から服装のことでずっと迷っていたけれど、未だに決まらず。
天気はいいけれど、どこへ行くかは知らされていない。だから、カジュアルな方がいいのか、一応女性らしい服装の方がいいのか、なかなか決められない。

結局、変に気合が入りすぎてると思われても嫌で、普段着るようなオフィスカジュアルな感じになってしまった。
首元のカットが気に入って買った白いブラウスに、紺色のシフォンスカートを合わせて、少し肌寒くなってきたからジャケットも用意する。



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