上司の過去と部下の秘密〜隠れ御曹司は本気の恋を逃さない〜
帰り道は、涼介さんが自身のことを話してくれた。きっと話しにくいこともあるだろうけど、私が隠し事を話したからか、過去のことも自分から話してくれる。
「親友だと思っていた奴に裏切られたのは、本当にキツかった。もしかしたら、婚約者に裏切られたこと以上かもしれない。そいつとの付き合いの方が、ずっと長かったから」
東京に出てきてから、人と深く付き合わなくなったから、私には理解しきれていない部分もあるかもしれない。けれど……涼介さんの心の傷が、きっとすごく深かったのだろうと想像できる。
「でもさあ、あの時の裏切りと別れがあったからこそ、今こうして俺はしおりと出会うことができた。だから、今ならあの時のことは、感謝すらしたいぐらいだよ」
「私も、あの頃の別れがあって、特に異性との付き合いを避けてきたから今があるんだって思います。でなかったら、お互い既に既婚者だったかもしれないですしね」
「本当にな」
「親友だと思っていた奴に裏切られたのは、本当にキツかった。もしかしたら、婚約者に裏切られたこと以上かもしれない。そいつとの付き合いの方が、ずっと長かったから」
東京に出てきてから、人と深く付き合わなくなったから、私には理解しきれていない部分もあるかもしれない。けれど……涼介さんの心の傷が、きっとすごく深かったのだろうと想像できる。
「でもさあ、あの時の裏切りと別れがあったからこそ、今こうして俺はしおりと出会うことができた。だから、今ならあの時のことは、感謝すらしたいぐらいだよ」
「私も、あの頃の別れがあって、特に異性との付き合いを避けてきたから今があるんだって思います。でなかったら、お互い既に既婚者だったかもしれないですしね」
「本当にな」