上司の過去と部下の秘密〜隠れ御曹司は本気の恋を逃さない〜
「今夜はお祝いだな。2人とも、泊まっていけ」

や、やっぱりか……
そうなるんじゃないかと思って、あらかじめ涼介さんにも言っておいたんだけど……大丈夫かと涼介さんの様子を窺う。

「ありがとうございます。お言葉にあまえさせていただきます」

付き合わせっちゃって申し訳ないけど、涼介さんがそう言ってくれてホッとした。

「そうと決まれば、恵、じい達も声かけてやれ。あと買い出しもいるな。荷物持ちにしおりを連れてけ。俺は涼介ともう少し話してるわ」

もう名前呼びしてることに驚いた。涼介さんのことを本当に気に入ったようだ。

「わかった。しおり、準備してくるから、じい達に連絡して」

「うん」

哲平さんの言うことは絶対だ。でも、2人を残していって大丈夫だろうかと、涼介さんを窺い見ると、心配いらないというようにうなずき返してくれた。


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