上司の過去と部下の秘密〜隠れ御曹司は本気の恋を逃さない〜
私が話し終えると、明日香は何やら考え込んでいた。話を聞いて、明日香がどう思ったのか、無性に気になる。
少しして、明日香が話し出した。
「実はね、この前一つ上の先輩から聞いたんだけど……三上さんって、昔はすごく精力的に仕事をする人だったんだって。〝さすが〟って言われるぐらい、ばんばん仕事をして、結果を残して。どうして今みたいな姿になっちゃったのか、とにかくもったいないって。当時はね、今以上に本当にモテてたみたいよ」
「何があったんだろうね」
「気になる?」
「うーん……そりゃあね、毎日顔を合わせてるだけにね。昨夜のあの姿で、いつもいてくれたらいいのにって思って」
「調べてあげようか?彼が変わってしまった理由を」
「……うん」
「珍しいわね。しおりが他人のことを、しかも男の人のことを気にかけるなんて」
「ちょっと、変な言い方しないでよ。私はただ、戸惑っているのよ。不真面目で大っ嫌いって思ってた相手が、実はそうじゃなかったかもと思ったら、なんか悪かったなあって」
「まっ、そういうことにしておくわ」
どことなく意地悪そうな笑みを浮かべる明日香を、軽く睨みながら食事を進めた。
少しして、明日香が話し出した。
「実はね、この前一つ上の先輩から聞いたんだけど……三上さんって、昔はすごく精力的に仕事をする人だったんだって。〝さすが〟って言われるぐらい、ばんばん仕事をして、結果を残して。どうして今みたいな姿になっちゃったのか、とにかくもったいないって。当時はね、今以上に本当にモテてたみたいよ」
「何があったんだろうね」
「気になる?」
「うーん……そりゃあね、毎日顔を合わせてるだけにね。昨夜のあの姿で、いつもいてくれたらいいのにって思って」
「調べてあげようか?彼が変わってしまった理由を」
「……うん」
「珍しいわね。しおりが他人のことを、しかも男の人のことを気にかけるなんて」
「ちょっと、変な言い方しないでよ。私はただ、戸惑っているのよ。不真面目で大っ嫌いって思ってた相手が、実はそうじゃなかったかもと思ったら、なんか悪かったなあって」
「まっ、そういうことにしておくわ」
どことなく意地悪そうな笑みを浮かべる明日香を、軽く睨みながら食事を進めた。