上司の過去と部下の秘密〜隠れ御曹司は本気の恋を逃さない〜
〝本当ですよね〟
おもわず心の中で同意する。
数秒して、その後の会話が途切れたことに気付いて顔を上げると、ぎょっとした顔の川北さんと、拗ねた顔の三上さんがこちらを見ていた。
「酷い……羽場ちゃんったら……」
オネエになる三上さんを、無表情で見つめ返す。
「だって、だって、自分で自分の悪口を言うのはいいけどさあ、同調されるなんて……そこは、〝そんなことないですよ。三上さんは素敵ですよ〟って言うところでしょ?」
「は?」
何を言ってるんだ?意味がわからない。
助けを求めるように、川北さんに目を向けると、苦笑しながら言われた。
「羽場さん、無意識だったのね。〝どこがいいのかねぇ……〟って言った三上さんに、〝本当ですよね〟って返してたわよ」
「あっ、声に出てました?」
「ええ。ばっちりと」
「えっと……一応、すみません。つい本音が出ました」
「羽場ちゃん!傷を抉っ上に、塩を塗り込んでるから。俺もう、立ち直れない」
川北さんは早くも相手をするのをやめて、自分の仕事にもどったようだ。
おもわず心の中で同意する。
数秒して、その後の会話が途切れたことに気付いて顔を上げると、ぎょっとした顔の川北さんと、拗ねた顔の三上さんがこちらを見ていた。
「酷い……羽場ちゃんったら……」
オネエになる三上さんを、無表情で見つめ返す。
「だって、だって、自分で自分の悪口を言うのはいいけどさあ、同調されるなんて……そこは、〝そんなことないですよ。三上さんは素敵ですよ〟って言うところでしょ?」
「は?」
何を言ってるんだ?意味がわからない。
助けを求めるように、川北さんに目を向けると、苦笑しながら言われた。
「羽場さん、無意識だったのね。〝どこがいいのかねぇ……〟って言った三上さんに、〝本当ですよね〟って返してたわよ」
「あっ、声に出てました?」
「ええ。ばっちりと」
「えっと……一応、すみません。つい本音が出ました」
「羽場ちゃん!傷を抉っ上に、塩を塗り込んでるから。俺もう、立ち直れない」
川北さんは早くも相手をするのをやめて、自分の仕事にもどったようだ。