12月24日の天使
第一章双子の天使

見えない目

今、なんて……?

――ですから、
お子さんの目が片方見えてません。
それも、

“二人”

とも。――

嘘でしょ?
そんな……私の子に限って……。

――おそらく、初めから見えていません――

初めから……
嘘よ
ありえない
ただ普通の子よりドジでおっちょこちょいなだけ

それを証明したくて、
私は病院に来たの

――信じれない気持ちは分かります
しかし、あの子達は一生懸命生きてます
片方の目が見えないということは、“世界”を、……“光”を半分失っていることと同じです
それは、両目が見える私達より危険なんです
両目見えているにも関わらず、事故にあったりと危険なのに、この子達を守らなくてどうするんですか――

私が……
無理よ
私は今まで一人で何かをやり遂げたことがないの
最後には誰かに助けてもらってばかりで、私は自分のこともできない
私が守るなんて無理…

――だから“今”やりましょう
今までできなかったんなら今やればいいんです
一緒に頑張りましょう――

はい
ありがとうございます
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