2月からの手紙

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あれ以来、小鳥遊くんは私に何かとちょっかいをかけてくるようになった。

初めの頃は廊下で通りすがりにだけとか、みんなに分からないような感じだったけど、ここ最近は教室でも話しかけてくる。


「ねえ、未来って小鳥遊くんと仲良かったの?」

「え? べ、別に」

「そうなんだ。なんか最近よく話してるよね」

「そ、そうかな?」


隣の席の菜々美がとうとうそのことについてツッコんできた。

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