このままじゃ終われない
「うーん、行こうかなーまだ進路全然きまってないしー」
「まじかぁ〜俺どっすかなぁ〜」
「あんた進学しないなら、いらないでしょ?」
「いや…あー、まぁ…」
ポリポリ頬を掻きながら、視線を逸らした。
なんなのよ全く…
「…んじゃ、俺帰るから」
え!
「帰るの!?」
「いやどう見たって帰って欲しそうにしてんじゃんか!」
「そんなこと言ってないし!」
「ふーん?そんなに俺といたいわけ?」