愛は惜しみなく与う④
「ほら、あなたが黒蛇に急に襲われて、頭から血を流した日ですよ」


あの日の前日に、泉と偵察をして、黒蛇はせこい手を使うから、幹部だとしても1人で行動しないように

そう決めた

なのに泉は、河原で1人で寝るわ、荷物は置いたままだわ…

最近はそんなことも無くなりましたけど


「そうか、あの時も黒蛇か」

「杏との初対面は、未だに忘れません」

「…そうだな」


クスリと笑う泉

だって、衝撃的でしたもんね。
泉を担いで家に帰る女ですからね。本当にヒヤヒヤしましたよ、あの時は

少し懐かしい話を泉としながら、サラリと偵察は終わった


結論 : 前と大して変わらない


数名手こずりそうなメンバーがいるけど、って感じでしたね
新しい顔は見なかった

もしかしたら隠してる可能性もありますが…なんとかなるでしょう


最後まで結末は見届けず、泉は帰るぞと早めに切り上げた。

大きな欠伸をする泉


「寝不足ですか?」

「ん…大丈夫」
< 258 / 443 >

この作品をシェア

pagetop