愛は惜しみなく与う④
辻褄が合うように考えればザッとこんな感じ。
東堂に赤羽組を潰してほしかった
それはほんまに、当たってしまったみたいや
「杏様、摘発を…やめますか?」
「…待って、わからん。今考えれへん」
摘発をこのまますると、朔も解放されるけど、誤認逮捕されてる奴がでてくる。
摘発を先延ばしにすると、朔は仕事を手伝わされる。
でも
あたしのネタで脅されてるなら
もうそれを開き直れば、朔は大丈夫ってことやんな?
「摘発…やめて、朔も手伝わさへん。あたしは大丈夫やしそれでいこう」
小さく志木に言ったが、大きな声で止められた。
「杏、ダメ」
泉は悲しそうに言う
「あたしは大丈夫!脅され慣れてるというか、何というか!大丈夫」
だって、もう、それしかないから。
朔に辛い思いさせたくない。元はと言えば、あたしのせいでこんなんなってるんやし。
でも
泉はダメだと言う
「泉、脅しのネタ知ってるん?」
あたしは守りたいものは、ここにいる人達だけ。手は届く。守れる
だから大丈夫やでって言ってるのに
東堂に赤羽組を潰してほしかった
それはほんまに、当たってしまったみたいや
「杏様、摘発を…やめますか?」
「…待って、わからん。今考えれへん」
摘発をこのまますると、朔も解放されるけど、誤認逮捕されてる奴がでてくる。
摘発を先延ばしにすると、朔は仕事を手伝わされる。
でも
あたしのネタで脅されてるなら
もうそれを開き直れば、朔は大丈夫ってことやんな?
「摘発…やめて、朔も手伝わさへん。あたしは大丈夫やしそれでいこう」
小さく志木に言ったが、大きな声で止められた。
「杏、ダメ」
泉は悲しそうに言う
「あたしは大丈夫!脅され慣れてるというか、何というか!大丈夫」
だって、もう、それしかないから。
朔に辛い思いさせたくない。元はと言えば、あたしのせいでこんなんなってるんやし。
でも
泉はダメだと言う
「泉、脅しのネタ知ってるん?」
あたしは守りたいものは、ここにいる人達だけ。手は届く。守れる
だから大丈夫やでって言ってるのに