愛は惜しみなく与う④
暗い公園
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3人で助國さんに謝って、数日水瀬を置いてくれと頼んだ。
とりあえずもう夜中や
今日は帰って、明日の夜の摘発のときは…
みんなで一緒に居たい。
もう、ここまできた。後はもう、直接サトルとやり合うしかない。
鈴のことも…ずっと避けてしまってたけど、あの事件のことをもう一度見直さなあかん
こうなってしまった理由が
どこかにあるはずやから
3人で病院を出て駐車場までの道のり。
3人とも一言も話さなかった。
車に乗り込もうとしたとき、泉の携帯が鳴る
慧だ…
そう呟いて泉は電話に出ると、あたし達にも聞こえる声で、慧が電話の向こうで大きな声を出した
『朔が!!居なくなった!!』
???え…
「どういうことだ?」
せっかく一息つける思ったのに。朔のアホ!
「志木!あんた、雄作さんと、打ち合わせせなあかんやろ?」
「えぇ、まぁ…」
「こっちは、あたしらでなんとかするし、明日のこと、頼んだで」
「……かしこまりました。必要でしたら、いつでも声をかけてください」
3人で助國さんに謝って、数日水瀬を置いてくれと頼んだ。
とりあえずもう夜中や
今日は帰って、明日の夜の摘発のときは…
みんなで一緒に居たい。
もう、ここまできた。後はもう、直接サトルとやり合うしかない。
鈴のことも…ずっと避けてしまってたけど、あの事件のことをもう一度見直さなあかん
こうなってしまった理由が
どこかにあるはずやから
3人で病院を出て駐車場までの道のり。
3人とも一言も話さなかった。
車に乗り込もうとしたとき、泉の携帯が鳴る
慧だ…
そう呟いて泉は電話に出ると、あたし達にも聞こえる声で、慧が電話の向こうで大きな声を出した
『朔が!!居なくなった!!』
???え…
「どういうことだ?」
せっかく一息つける思ったのに。朔のアホ!
「志木!あんた、雄作さんと、打ち合わせせなあかんやろ?」
「えぇ、まぁ…」
「こっちは、あたしらでなんとかするし、明日のこと、頼んだで」
「……かしこまりました。必要でしたら、いつでも声をかけてください」