デジタル少女は歌います!
私は、慌てて自分の部屋に向かい、取りに行

ったものはピンクのタブレットだった。

これがないと、私は一日中喋れないんだよ

な。

タブレットをカバンに入れ、私は家を後に

した。

家を出て数分後、駅に着いた私は友人とホー

ムでばったり出くわした。

「おはよー!」

『おはようです!花ちゃん。』

「相変わらずだねー。それで喋るの。」

友人である花ちゃんは、私のタブレットを指

さした。

「朝からデジタル少女発揮してるね。」

すると、私は照れ顔の顔文字を表示させる

と、「褒めてない」とツッコまれた。
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