再会~俺のONLY ONE ~何があっても離さない~


「瀬川さんかわいいんだからさー。頼むよー。ほんと。」

残業前に自販機コーナーに眠気覚ましのコーヒーを求めて行けば、先輩に出会ってしまった。

先輩はちょうど経理課の瀬川さんと話してるとこだった。
瀬川さんはわたしより3つほど先輩で、わたしからすると苦手なタイプ。
気がキツくて派手で、わたしみたいな真面目な女子を毛嫌いしてる。
経理課に行ってもツンとされて、仕事上の話ですら、無視されることもしばしば。

「あら。仕方ないわねー。デートしてくれたらやったげてもいいけどぉ。」

で、デート?!

「えー。俺瀬川さんの彼氏に刺されんのやだからねー。」

先輩は最初わたしが行ったことに気付いてなくて、まぁわたしが先輩の背後からだったから当然ではあるけど…

わたしが自販機に小銭をチャリンと入れたのをチラッとみて、ギョッとした顔をした。

今更こんなんで驚きはしないけどね…


< 100 / 262 >

この作品をシェア

pagetop