再会~俺のONLY ONE ~何があっても離さない~
『はい。』

『菜莉、会社?』

『じゃ下降りて待ってて。俺すぐ近くで接待してたから3分で行けるし。』

『あ。はい。じゃあ5分で片付けて降ります。』

なんだかんだ…
嬉しくなるわたし。

ちょっとでも…会えるのが嬉しい。

そして、下に降りたら…
また女子と話してる先輩を目撃。

今度は秘書課の後輩…
たぶん話しかけられたような感じだけど、決してめんどくさそうにしないし、愛想よく対応するから…
楽しそうに見えるし…


で、信号待ちしてたら後ろから先輩が、フワッとわたしの、手を取った。

「菜莉。歩くの速い。」

「そうですか?」

つい素っ気無い口調になってしまう。

「菜莉なんで先行くの?」

は?

「あんな状況で話しかけられます?」

つい強い口調になる。

「先輩と一緒に帰るなんて大きな声で言うわけにいかないですもん。」

「そう?」

「そう。」

「バレてもいいじゃん?付き合ってんだし。」

付き合ってるって言っていいのかな…

「ダメです。前にも言ったけど…女子っていろいろあるんです!」

「ま、いいや。帰ろ。」

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