再会~俺のONLY ONE ~何があっても離さない~
「おまえ、25だったな?人生で1番いい時を俺の前で枝豆食べて費やしてる場合か?」
「そうですか?まあ…特にああいうのには絡む気は…ないので…」
「ふうん…」
なんとなく訝しげにまた枝豆をつまむ課長。
「けどなぁ。おまえみたいなんが…もったいない…」
もったいない?って何?
「人気あるらしいぞ。」
「人気?誰がです?」
「松嶋の話してるんだろう?」
「は?わたし?」
「知らないのか?おまえ目当てに海外事業部に用事もないのに顔出すやつ多いだろ?」
「はぁ?わたしですか?まさかぁ?」
そんなわけないじゃん。
こんなフツーなわたしなのに。
「笑わせないでくださいよぉ。」
課長の背中をバシッと叩く。
わたしも若干酔っ払ってんのかも…
「痛いよ。ったく…」
課長は背中をさすりながら言う。
「まぁいい。いずれにしてもだ…まあ…これから嫌でも絡んでいかないといけないからな。」
「え?」
「久世だよ。同じ部署なんだからそうだろ?」
「はぁ。まあ。」
それが嫌で仕方ないんだけど…
「歯切れ悪いやつだな。」
「まあ、とりあえず飲んでくださいよ。課長。」
「あ、ああ。」
空になりかけてる課長のグラスにヒールを注ぐとわたしはお店のスタッフを呼んだ。
「すみませーん。ビール。追加で!」
「そうですか?まあ…特にああいうのには絡む気は…ないので…」
「ふうん…」
なんとなく訝しげにまた枝豆をつまむ課長。
「けどなぁ。おまえみたいなんが…もったいない…」
もったいない?って何?
「人気あるらしいぞ。」
「人気?誰がです?」
「松嶋の話してるんだろう?」
「は?わたし?」
「知らないのか?おまえ目当てに海外事業部に用事もないのに顔出すやつ多いだろ?」
「はぁ?わたしですか?まさかぁ?」
そんなわけないじゃん。
こんなフツーなわたしなのに。
「笑わせないでくださいよぉ。」
課長の背中をバシッと叩く。
わたしも若干酔っ払ってんのかも…
「痛いよ。ったく…」
課長は背中をさすりながら言う。
「まぁいい。いずれにしてもだ…まあ…これから嫌でも絡んでいかないといけないからな。」
「え?」
「久世だよ。同じ部署なんだからそうだろ?」
「はぁ。まあ。」
それが嫌で仕方ないんだけど…
「歯切れ悪いやつだな。」
「まあ、とりあえず飲んでくださいよ。課長。」
「あ、ああ。」
空になりかけてる課長のグラスにヒールを注ぐとわたしはお店のスタッフを呼んだ。
「すみませーん。ビール。追加で!」