再会~俺のONLY ONE ~何があっても離さない~


昼ごろまで寝てた俺は、唇に菜莉のあったかくて柔らかい唇を感じた気がしながら、菜莉を見送れずベッドに起き上がって頭を掻いた。

さすがにニューヨーク連続出張で疲れてんな…

それでもあくびをひとつして…
昨日のスーツの胸ポケットを探り出し、小さな箱をとり出して、サイドボードの奥にしまった。

さ…とりあえず起きるか。

んで、キッチンに入ってみると、朝ごはん。トーストすればいいだけにしてくれてるし…

ほんと菜莉はよく気がきく…

『朝ごはん、冷蔵庫にツナマヨ作ってあるんで、パンにのせてトーストしてください。
昼はどうするか分からなかったので作ってません。今日ははやく帰れると思います。』

って丁寧な字体でメモ用紙が置いてある。

もういちいち嬉しいやつ…

そのメモを中学生みたいに残しておきたいとか思ってる自分…
つくづくやられてんなと思う。

洗濯もちゃんと干してくれてる。

はぁー。
もうどうしようもないくらい…離したくねえ…。


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