再会~俺のONLY ONE ~何があっても離さない~
「なんだって?」

池永の顔が険しくなって、火でもでてくるんじゃねーかって気がするくらい怒ってるのがわかる。

「くそっ。なんでそんなことなってんだよ。あんなに泣いてたくせに…」

泣いてたってことばが俺の胸につきささる。

一瞬言葉につまりそうになったけど、負けねぇ。今回は絶対ひきさがらねぇ。

「なんでって。愛し合ってるからにきまってんだろ?」

「は?」

俺の言葉に顔を上げて俺をにらみつけた。

「高校の時あんなことしといてよくそんなこと言えるな。鬼畜が!」

鬼畜はいいすぎだろ…
俺がどれだけ菜莉好きだったかなんて俺しかしらねーことだ。
鬼畜と言われようが、こんなに好きなことに変わりはねーんだ。

「なんといわれようと菜莉はわたさねー。ま、おまえはどうしたって幼馴染くんだからな。」

「は?」

「菜莉がおまえを男としてみることはねーよ。いい加減気づけよ。」

「なっ!」

「今更こんなとこ引っ越してきてんじゃねーし。菜莉を守るつもりなら、そんなもんいらねー。俺が守るから。」

俺はそれだけいうと、マンションのエントランスに向かった。

「菜莉は今日も俺んとこ帰ってくるから、そっちは帰らねーよ。」

それだけ言い残すと、マンションへ入った。

ったく…
アイツもほんとに負けてねーほど菜莉のこと好きなんだよな。
バッカみたいにずっと…。


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