再会~俺のONLY ONE ~何があっても離さない~
◇
「で、久世さんとは何があんの?」
同期の親友、真中麻美と昼ごはん中。
海外事業部2課の営業補佐の麻美は朝、わざわざわたしの席までやってきて
「今日はポパイね。」
って声をかけてきた。
社外でご飯しようってことは今朝のこと聞くから覚悟しときなよって意味だ。
ポパイは会社の横の通りをちょっと左に曲がった奥まったとこにある昔ながらの喫茶店で、昼は定食もやっててこれがなかなかおいしい。
女子はあまり行かないし、おじさんたちが多いので内緒の話がある時は2人でよくここに行く。
麻美には同じ2課に1個上の先輩である上條さんという想い人がいて、ここでよく恋バナをするのだ。
「何かあるって言われても…元カレなだけだし。」
「は?」
麻美がヒレカツをお箸から落としそうになった。
「で、久世さんとは何があんの?」
同期の親友、真中麻美と昼ごはん中。
海外事業部2課の営業補佐の麻美は朝、わざわざわたしの席までやってきて
「今日はポパイね。」
って声をかけてきた。
社外でご飯しようってことは今朝のこと聞くから覚悟しときなよって意味だ。
ポパイは会社の横の通りをちょっと左に曲がった奥まったとこにある昔ながらの喫茶店で、昼は定食もやっててこれがなかなかおいしい。
女子はあまり行かないし、おじさんたちが多いので内緒の話がある時は2人でよくここに行く。
麻美には同じ2課に1個上の先輩である上條さんという想い人がいて、ここでよく恋バナをするのだ。
「何かあるって言われても…元カレなだけだし。」
「は?」
麻美がヒレカツをお箸から落としそうになった。