再会~俺のONLY ONE ~何があっても離さない~


次の日…
なんだかんだいいながらも朝8時には、やっぱり先輩のマンションのインターホンをおしていて…

ドキドキしながら待ってたら、先輩がドアを開いてまた私服姿にドキドキする。

高校の時は毎日見てた私服だけど、基本路線は同じ感じでおしゃれなパーカーとカジュアルなスキニー風のパンツで、家では基本的にはメガネ男子…

「あ、菜莉。ジャストじゃん。」

そして部屋に足を踏み入れて、ほんとに何も片付いてなくて、乱雑に置かれた段ボールにちょっと気が遠くなりそうになる。

まぁそりゃ…引越して間もないんだし…忙しくて何もできてないだろうし。

高級マンションだけあって、広い。
部屋数もたくさんありそう。
さすが先輩…おぼっちゃまだけある。

「さてと…どうしたらいいですか?先輩。」

この日は作業の心づもりで、長い髪をポニーテールにして、トレーナーとスキニーパンツにナイロンの上着をはおってきたわたし。
…けど、今日はちょっとあったかい。ナイロンの上着を脱いで、着ているトレーナーをさらに腕まくり。

先輩はチラッとわたしを見てから、考えるように顎に長い指をかけて、

「じゃぁ。その段ボール。キッチンにテキトーにつめてって。俺寝室のクローゼットやってくるし。」

「はい。」

< 27 / 262 >

この作品をシェア

pagetop