再会~俺のONLY ONE ~何があっても離さない~
「なら、ちょっと手伝ってよ。」

「え?」

手伝うって何を?

「俺、引っ越してきたの今週あたま。」

「はい。」

「今週ずっと仕事。」

「はぁ。」

「ってことは引越の荷物なんも片付いてない。」

「は?」

もしかして…?

「明日8時に待ってるから。よろしく。405号室ね。」

「ちょ!」

けど、そのころすでにマンション前についていた先輩は、手をひらひら振りながら、マンションの中へ消えていった。

ちょ…っと…待って。

それって自分勝手すぎません?

もう…そうやってまた…先輩のこと思い出させるようなこと…


けど、もうマンションへ入ってしまった先輩に反論もできず…

わたしは、仕方なく自分のマンションへ入っていくしかなかった。

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