再会~俺のONLY ONE ~何があっても離さない~
「いえ…いいです。今更昔を蒸し返しても…仕方ないですから…」

「まて。とりあえず上がれ。」

「けど…」

「いいから!」

俺は少々強引に菜莉の腕を引っ張り、中に入れた。

気まずい雰囲気の中、俺はコーヒーを入れる。

「菜莉、砂糖もミルクもだな?」

「はい。」

甘党…なんは結局かわってねーんだな…
昨日の明太子パンを思い浮かべつつ…

「で?嫌がらせって何?」

コーヒーをリビングに運び菜莉の前に置いた。
ニューヨークで買ったお洒落なマグカップ。

そして俺は菜莉の前に座る。

菜莉は俯いていた。
話すのが嫌なんだろう。
けど…聞かないと…

「話せよ。」

俺は一口コーヒーを飲む。

「今更ですよ。」

「いいから。」

「……女バスの…先輩達にいろいろイジメっぽいことされてただけです。」

「イジメ?」

「靴箱に画鋲とか…弁当箱捨てられてたりとか…そんなの…」

はぁ?マジかよ?

「なんだよそれ。言えよ。俺に。」

あまりに子どもじみててびっくりするけど…菜莉が言うんだからほんとなんだろうな…
少女マンガだな…まるで…

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