再会~俺のONLY ONE ~何があっても離さない~


「で?斉田と、どこ行ってたの?」

「え?」

イタリアンは俺たちの大好物だった。
高校の時から安めの美味しそうな店食べ歩いてたもんだ。

「映画です。あ、これ…おいしい…ヤバイです。先輩。」

菜莉が生ハムとほうれん草がのってるうすめのピザを口に入れて、幸せそうな顔をした。

「どれ?」

俺もピザ食べてみる。ウマイ。
やっぱ食の好み合う…

「なんの映画?」

「パーフェクトフィールドです。」

ぷはっ…
思いっきりアクション系だし…
コイツやっぱ…ほんとは…変わってねー。

けど…斉田と見に行ったの…ムカつく…

「で…送ってもらったってことね。」

「はい。送るって聞かなくて…わたしいいって言ったんだけど…」

「おまえ!バカ?」

「えっ?」

「斉田がおまえ狙ってるからに決まってんだろ?あわよくば家に上がり込むこと期待してたんじゃね?」

「えっ?!斉田くんはそんな人じゃ…」

「バカじゃねーの?男なんてみんな一緒だよ。考えてることは女の子とやることだけだってよ。」

「それは先輩だけでしょ!」

菜莉がムスッとして、それでもピザをほおばってる。

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