天然美女との過ごし方(仮)
男の子苦手です

桜side

わたし、陽向 桜 男の人苦手です……

そんなわたし、今すごくピンチな気がするっ

だって私の前にはたくさんの男の子が手を差し出しているんだもん

この光景一ヶ月に一回くらいはある

『……ら!……さくら!』

『……はっ!』

『もー、ほんとあんたはモテモテなんだから』

『そんなことないよ、空ちゃん』

『じゃあこれなによ、この人数。入学してから何ヶ月たってると思ってるの』

そう親友の雨宮 空(Amemiya sora)ちゃんに言われ現実へと引き戻されてもう一度前を見てみるとやっぱりいるたくさんの男の子。

……これは一体なんなのだ

『あんたは何回告白されれば気づくのよ』

『……告白とは』

『ねぼけてるのー?!寝てるの?!』

……はっ。いけない。また自分の世界に入るところだった。

現実に戻ろうとした時

『これ、俺のだからお前らの告白全部却下』

……ん?このお方は!甘党王子と有名な太陽くん?!

でもそんなことわたしには関係ない

肩をぐっと引き寄せられた形になっていたけど恐怖そのもとでしかなくガタガタ震えていたのだ

『ちょっと!太陽!桜は男の子苦手なんだから……』

そこまで言うと空ちゃんはハッとわたしをみてごめんと口を動かした

別にみんなに秘密にしてたわけじゃないから怒ってもないし気にもしてないんだけどな

だからわたしは空ちゃんに『大丈夫』そう笑って言ったんだ

『きみが桜ちゃんか』

太陽くんがそう聞いてくるから

『あ……え……はい』とわたしは返事をした

すると太陽くんは少し悲しげな顔をして

『ごめん、怖い思いさせて。そこまで苦手だと思わなかったんだ。』

と謝ってきた

『ううん、大丈夫』

そう言って空ちゃんと教室に向かった

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