私の彼は、、、
彼は私を自宅に送り届けてくれる運転手の人だった。

車に乗ると彼からはいつも甘い匂いがして、
私はその匂いが好きで近くでもっと嗅いでいたいと思っていた。

彼は金髪の髪に不似合いなくらい丁寧な言葉使いで
私はなんだかそれがとても嫌だった。

明確な線引きがされている。

私はそれを必死に壊したくて彼の側へ行き声をかけていた。

どこに惹かれたのか、、、

いまだにわからない。

甘い匂いが良かったのか。
声が好きだったのか。
顔がタイプだと思ったのか。
寂しかっただけなのか。

でも近くに行きたかった。

彼の側へ行きたかった。
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