呪われた旅館

照「うわ、ガチなやつじゃん」

照くんの言葉に、それまで大ちゃんを茶化していた3人が静かになる。

愁「そうなんだよ。それで、その幽霊が旅館の中を彷徨ってるって噂なんだけど」
大輝「その幽霊は、鏡には映んないんだって」
海斗「え?」
宏太「普通幽霊なら、鏡にだけ映りそうなもんだけどな」

たしかに、宏太の言うことはもっともだ。
ホラー映画やドラマでは、鏡を見るといるのに振り返るといない......
なんてシーンがよく出てくる。

慧「その噂、変じゃない?」
零「作り話だからでしょ、きっと」
翔太「でも、そうやって聞くとこの部屋にある鏡、ちょっと怖いな」

床の間にある鏡。
私の部屋にもあるけど、夜1人の時に見るのはちょっと怖いかもしれない。
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