Love+War
今にでも海彩がボートの上で俺に手を広げて待っている
そこに俺が上手くスポッとお姫様だっこされたら成功だ



…が




ボチャン!(俺が海に沈む音)

「うわ!礼王様!?」


《これからプライベートビーチに入るから追い返してよね!してよね!てよね!》←回想&エコー





…そういえば…あいつプライベートビーチに入るって言ってたな…。


そこはちょうど、柵で区切られた地点だった…。

海彩は数メートル離れた地点でボートを必死に進めている




…計算間違えた!!
< 21 / 56 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop