白雪姫に極甘な毒リンゴを 2 (十環の初恋編)

 母さんの肩を支えるように
 隣に寄り添う父さん。


 辛そうな表情で
 俺を見つめていた。


「十環くん……

 リビングで…… 話さないか?」


「……はい」


 拒否なんて
 俺にはできない。


 だって……


 俺を見つめる二人の瞳が、
 苦しそうだったから。


 いつも笑っている二人に
 そんな辛い表情をさせてしまったのは
 俺のせいだから。

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