しあわせ食堂の異世界ご飯6
シャルルの大好物はエビフライで、『海老』という単語には過剰反応する。
「フライじゃないけど、海老グラタンも美味しいんだよ。あ、今度まかないで作ってみるのもいいかもしれないわね」
「やったぁ」
アリアの提案に、シャルルが両手を上げて喜んでくれる。こういう反応をしてくれるから、料理人はやめられない。
(みんなに大好きなものをたくさん食べてもらいたいなぁ)
そのためには、まだまだ自分にやれることがたくさんある。というか、時間が足りなくて困ってしまうくらいだ。
(王族として、食生活に改革を起こせたらいいな……なんて)
壮大な目標だけれど、みんなの笑顔のために頑張りたいとアリアは思うのだった。
***
後日、しあわせ食堂では堂々とグラタンが新メニューとして登場した。エマが近所でその美味しさを話していたため、開店前からいつも以上に長蛇の列。
一番乗りをしてくれた人は、絶対に食べたくて早朝から並んでいたのだと自慢げに話していたとか。
――が、店内は大変な悲鳴にも見舞われていた。
「熱ッ!!」
「水、水をください!」
「うわ、このチーズすっごく美味しい」
「ん~! たまらない」
「フライじゃないけど、海老グラタンも美味しいんだよ。あ、今度まかないで作ってみるのもいいかもしれないわね」
「やったぁ」
アリアの提案に、シャルルが両手を上げて喜んでくれる。こういう反応をしてくれるから、料理人はやめられない。
(みんなに大好きなものをたくさん食べてもらいたいなぁ)
そのためには、まだまだ自分にやれることがたくさんある。というか、時間が足りなくて困ってしまうくらいだ。
(王族として、食生活に改革を起こせたらいいな……なんて)
壮大な目標だけれど、みんなの笑顔のために頑張りたいとアリアは思うのだった。
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後日、しあわせ食堂では堂々とグラタンが新メニューとして登場した。エマが近所でその美味しさを話していたため、開店前からいつも以上に長蛇の列。
一番乗りをしてくれた人は、絶対に食べたくて早朝から並んでいたのだと自慢げに話していたとか。
――が、店内は大変な悲鳴にも見舞われていた。
「熱ッ!!」
「水、水をください!」
「うわ、このチーズすっごく美味しい」
「ん~! たまらない」