強引な政略結婚が甘い理由~御曹司は年下妻が愛おしすぎて手放せない~
そのまま深いキスをされながら、真夜の手が私の胸のあたりにそっと触れた。

その瞬間、ピクッと身体が跳ねてしまう。けれど、真夜はそんな私の反応すら楽しむように服の上から胸に触れてくる。その手がするすると下へ向かい、上着の裾から入り込んできて、私の素肌に触れた。


まさかここでそういうことする気じゃないよね……?


思わず、私は真夜の手を掴んだ。

すると、真夜がキスをやめて唇を離し、不満そうに口を開く。

「なに?」

「なにって……ここ私の実家なんだけど」

「だから?」

「お父さん帰ってきたらどうするの!」

そう告げると、真夜がチラッと時計に目を向けた。

「まだ大丈夫だろ。店が閉まるまでには時間がある」

さらっとそう告げて、真夜が再び私にキスを仕掛けようとする。その唇を私は慌てて両手で塞ぎ、力いっぱい押し返した。

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