強引な政略結婚が甘い理由~御曹司は年下妻が愛おしすぎて手放せない~
「というか、そろそろそういう話が出てきてもいいと思うんですよ。五年ですよ! もうそんなに付き合っているし、去年から同棲も始めたのに」
千華ちゃんには大学の頃から付き合っている同じ歳の彼氏がいる。写真を見せてもらったことがあるけれど、爽やかなイケメンだった。確か、都内のメガバンクに勤務していると言っていた。
「でも、まさか明さんに先越されるとは思いませんでしたよ。彼氏いないって言っていたのに、突然結婚するなんて言うから、あのときは驚きました」
二本目のエビフライを箸で掴んだ千華ちゃんがさらに言葉を続ける。
「しかもお相手がシヅキホテルグループの御曹司ですもん。そんなにすごい人が幼馴染だってことも知りませんでした。どうして隠していたんですか」
「いや、隠していたわけではないし、この結婚に一番驚いているのは私なんだけど」
「あっ、そうでしたね。お父さんに決められたって言ってましたもんね。いわゆる政略結婚ってやつ」
「うん。まぁ、そうだね」
千華ちゃんには真夜と私の結婚が恋愛を経ていないものだと話してある。互いの親同士が決めてしまって断れなかった、と。
千華ちゃんには大学の頃から付き合っている同じ歳の彼氏がいる。写真を見せてもらったことがあるけれど、爽やかなイケメンだった。確か、都内のメガバンクに勤務していると言っていた。
「でも、まさか明さんに先越されるとは思いませんでしたよ。彼氏いないって言っていたのに、突然結婚するなんて言うから、あのときは驚きました」
二本目のエビフライを箸で掴んだ千華ちゃんがさらに言葉を続ける。
「しかもお相手がシヅキホテルグループの御曹司ですもん。そんなにすごい人が幼馴染だってことも知りませんでした。どうして隠していたんですか」
「いや、隠していたわけではないし、この結婚に一番驚いているのは私なんだけど」
「あっ、そうでしたね。お父さんに決められたって言ってましたもんね。いわゆる政略結婚ってやつ」
「うん。まぁ、そうだね」
千華ちゃんには真夜と私の結婚が恋愛を経ていないものだと話してある。互いの親同士が決めてしまって断れなかった、と。