青い春と出会った恋
「……」
見慣れた手紙を見つけてまたさらに気分が落ちた。
「はぁー」
そして大きなため息が口から溢れる。
もちろん、いつも通り差出人の名前は書かれていない。
怒りを通り越して、悲しみさえ覚える。
わたしはどうすることもできず、手紙を無造作にカバンに詰め込んだ。
「よぉ、今日は一人?」
上履きを履き替えていると、部長がロッカーの横を通った時にわたしに気づいて声をかけてくれた。
「めぐが教室に忘れ物したみたいで…」
「あーなるほど」
そう言って納得して行ってしまうのかと思いきや、部長は体をこちらに向けてわたしの方へと寄って来た。
「…なんか元気ない?」
部長の言葉にドキリとして慌てて顔を笑顔にした。