Ai…

愛さんは窓から景色を眺めた



「すごい…最上階だね‥
藍くん達、
いつもこんなすごいところに泊まるの?
私、家族で旅行なんて
あまりなかったから…」



「これから、いっぱい旅行行こう
また、行こう…
いつか、ふたりで行きたいな…」



「うん…」



オレは愛さんを後ろから抱きしめた




「ねぇ、藍くん…」



「ん?」



「私も藍くんと一緒に写真撮りたいな
さっき、見てて、いいな…って思った
私まだ、藍くんとふたりの写真ない…」



「あ…ごめん‥
ホントは、さっき撮りたくなかった…」



「バスの中で、彼女いるんで‥って
藍くんの声が聞こえた時
ちょっとドキッとしたけど
嬉しかった」



愛さんと写真を撮った



彼女いる人が
インスタとかに載せてるみたいな



オレの隣に写ってる愛さんが
かわいかった



「嬉しい…」



こんな些細なことで喜んでくれる愛さんが
オレは好き




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