空~君は何者~
あとがき
この話しは一見バットエンドに思えますがハッピーエンドです。
当たり前に存在して誰からも気づかれない「空気」。しかし空気は人間にとってなくてはならない存在です。自分の存在価値を思い悩んでいた主人公は、最後に「空気」になったことにより、誰かの役に立つものになり夢が叶いました。なので主人公にとってのハッピーエンドです。
自分が意味の無い存在のように、「空気」にように感じている人は世の中に沢山いるのではないでしょうか。しかし、価値のない人はいなくて、誰もが、どんな人でも「空気」のようになくてはならない意味のある存在だと思います。これはそのことに気づけなかった人のお話です。