七転び八起き?
9月には文化祭も終わり、本格的に受験モードへ。


でも私の成績は低下する一方だ。


10月になっても成績は上がらなくて。

とても焦った。


11月には、私の第一志望の推薦入試がある。

私の高校から同じ学部を受けるのは、私を含めて3人。


推薦入試の試験科目は小論文と面接で。


正直、とても得意。

小論文は、過去に模試で学年1番を取ったことがあるくらい。


だから、頑張れば合格出来ると思っていたし、正直今の成績では推薦入試で合格しないと、第一志望の大学には行けないだろうなと思っていた。


推薦入試まで残り2週間。


個別で小論文対策の先生もついてくれて、毎日書いては添削を繰り返した。


解いた問題は20年分くらい。

結構頑張ったと思う。

時には昼食を抜いて添削して貰いに行ったり、学校を出るのが7時前になることがあった。
(最終下校時刻は5時半)


それだけ頑張って、当日もよくできたと思った。


けど、現実は甘くなくて。

私は不合格だった。

しかも私と同じ学校から受けたほかの2人は合格していて。私だけ、不合格。

あれだけ頑張ったのにだめで。


返却される模試の結果もどんどん悪くなる一方で。


もうどれだけ頑張っても無駄なんじゃないか。

そう思うばかりだった。


そこから私は勉強に身が入らなくなった。

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