Rainy day
「そーちゃん!」
表彰式に行こうとしたら。
パタパタと足音が2つ、聞こえて。
背中に大きいヤツが前からは小さいヤツが抱きついてきた。
社長の息子達。
背中に抱きついたのは柏原 拓海。
8才。小学校2年生。
前から足元にしがみついたのは柏原 祥太郎。
3才。
「おめでとう〜、そーちゃん!!」
拓海の言葉で、自分の中の尖った部分が崩されて、少しだけ笑えた。
「そーちゃん、抱っこ」
祥太郎は必死に腕を伸ばす。
俺は祥太郎を抱き上げた。
「今から表彰式だから、また後でな」
祥太郎の頬に軽くキスをすると祥太郎も喜んで額にキスをしてきた。
まだ、この年齢なら、こういうスキンシップも堪えられるけど拓海くらいになると、もう無理だな…
この2人のお陰で少しは表彰式で笑えそうだ。
表彰式に行こうとしたら。
パタパタと足音が2つ、聞こえて。
背中に大きいヤツが前からは小さいヤツが抱きついてきた。
社長の息子達。
背中に抱きついたのは柏原 拓海。
8才。小学校2年生。
前から足元にしがみついたのは柏原 祥太郎。
3才。
「おめでとう〜、そーちゃん!!」
拓海の言葉で、自分の中の尖った部分が崩されて、少しだけ笑えた。
「そーちゃん、抱っこ」
祥太郎は必死に腕を伸ばす。
俺は祥太郎を抱き上げた。
「今から表彰式だから、また後でな」
祥太郎の頬に軽くキスをすると祥太郎も喜んで額にキスをしてきた。
まだ、この年齢なら、こういうスキンシップも堪えられるけど拓海くらいになると、もう無理だな…
この2人のお陰で少しは表彰式で笑えそうだ。