かすみ草揺らぐ頃 続く物語 ~柚実16歳~
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「じゃじゃ~ん、今日のお弁当は、柚実ちゃんお手製ハンバーグ!」
 私は大袈裟にお弁当箱を開けた。
 その日のお昼、私は純に事情を話し、ふたりで香花ちゃんの席へと押しかけた。
 そして机をくっつけて3人で仲良くランチタイムだ。
「野原さんも自分で作ったの?」
 さりげなく話題を振る。
「いえ、母が……」
「純はいつもコンビニだもんね。今日はおにぎりだけ? 仕方ないなぁ、柚実ちゃんハンバーグを分けてあげよう」
「そいつはどうも」
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