かすみ草揺らぐ頃 続く物語 ~柚実16歳~
 純も私を見る。微かに眉根を寄せる。
「へええ、って。おかしいか?」
「純って何か孤高のひとって感じだから、私と同じ一人っ子かと思った」
「これでも面倒見はいい」
「ふ~ん。例えば?」
 私もオクラをつつく。鰹節に醤油は最高。
「ギター教えたり」
「それは押し付けでは?」
「違う。チビたちが興味示したからだよ」
「じゃあ私が弾いてみたいって云ったら、教えてくれるの?」
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