かすみ草揺らぐ頃 続く物語 ~柚実16歳~
去年までつるんでいた、なっちゃんと弓佳とはクラスばらばらになってしまって、一緒に行動しているといえば純だけだったし。
やっぱり女の子の友だちは、私としても欲しかった。別に男の子でもいいけど、友だちはたくさん欲しい。
だから、私はこれからもちょっとずつ香花ちゃんを巻き込んでいこうと思ったんだ。
そこで、はたと思い出した。
純から、散文を頼まれていたのだ。しかも今日中。
私は、5時限目の古文の授業中に内職をし、且つ、ちゃんと先生の言うことは聞き……意味のない板書を写すことはしなかったけれど。
持前のずる賢さで、いや、器用さで場を乗り切った。
純の歌から汲み取ったメロディをあたまの中で反芻し、その物語を文に書き写していた。
やっぱり女の子の友だちは、私としても欲しかった。別に男の子でもいいけど、友だちはたくさん欲しい。
だから、私はこれからもちょっとずつ香花ちゃんを巻き込んでいこうと思ったんだ。
そこで、はたと思い出した。
純から、散文を頼まれていたのだ。しかも今日中。
私は、5時限目の古文の授業中に内職をし、且つ、ちゃんと先生の言うことは聞き……意味のない板書を写すことはしなかったけれど。
持前のずる賢さで、いや、器用さで場を乗り切った。
純の歌から汲み取ったメロディをあたまの中で反芻し、その物語を文に書き写していた。