かすみ草揺らぐ頃 続く物語 ~柚実16歳~
そして、放課後。
後ろに座る純に、そっと紙切れを差し出した。
純は、いつもの如くぼんやりとしていたところ、私の散文を見ると瞬時に目が輝き出して、「ああ、できたのか」ぽつりとひと言。
まじまじと文を見つめ、そして。
いつもの如く“ああ、いいね”と呟いた。
おだてているのか、本当に納得のいくものを受け取ったのか、純の態度からは覗いしれないけれど。
まあ、頷いてくれているから、いいか、と私は軽く考えているのだった。
そもそも、私が下書き、純がペン入れ――漫画でいったらそんな感じか。
私が適当――でもないけど、まあ、感覚で書いた詞みたいなものを、ちゃんと詞に仕上げてるのは純だ。
後ろに座る純に、そっと紙切れを差し出した。
純は、いつもの如くぼんやりとしていたところ、私の散文を見ると瞬時に目が輝き出して、「ああ、できたのか」ぽつりとひと言。
まじまじと文を見つめ、そして。
いつもの如く“ああ、いいね”と呟いた。
おだてているのか、本当に納得のいくものを受け取ったのか、純の態度からは覗いしれないけれど。
まあ、頷いてくれているから、いいか、と私は軽く考えているのだった。
そもそも、私が下書き、純がペン入れ――漫画でいったらそんな感じか。
私が適当――でもないけど、まあ、感覚で書いた詞みたいなものを、ちゃんと詞に仕上げてるのは純だ。