かすみ草揺らぐ頃 続く物語 ~柚実16歳~
私たちがやってきたのは、屋上へと続く階段。
そこの踊り場に腰掛けた。
――初めて純と出会ったのも、ここだった。
声に誘われ、階段を昇ってくるとそこの頂点には純がいた。
同じ軽音の仲間の、森村瞬と一緒にセッションしていたのだ。
初めは、声が綺麗なのに不愛想な奴、としか思っていなかった。
けれど不愛想だけど、その実こころはあったかい。
じゃなきゃ、あんなにも綺麗であたたかい曲は書けない。
そこの踊り場に腰掛けた。
――初めて純と出会ったのも、ここだった。
声に誘われ、階段を昇ってくるとそこの頂点には純がいた。
同じ軽音の仲間の、森村瞬と一緒にセッションしていたのだ。
初めは、声が綺麗なのに不愛想な奴、としか思っていなかった。
けれど不愛想だけど、その実こころはあったかい。
じゃなきゃ、あんなにも綺麗であたたかい曲は書けない。