Flower Pink






キイッ……とドアを開けてFlower Pinkのみんながいる部屋へ戻るとみんなは私に注目した。



「……おお! 海桜ちゃん黒い制服も似合うね!」



椿さんは一番に目を輝かせて反応する。



「ありがとうございます……」



「……意外と似合ってんな」



そして桜雅さんが私の目の前に来て私のスカーフに触れる。



「……意外ってなんですか」



触れられた私のスカーフの桜柄は正真正銘桜雅さんのネクタイと同じ柄だった。



それが少し誇りに思う。



「……よろしく、Queen」





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