2月14日
「わあ、懐かしいね。よくここに入って遊んだよね」

 でももう、中に入るには狭すぎる。

 そのぐらい、ふたりとも成長した。

 その土管に並んで腰かけた。
 
 そして、しばらく、何も喋らずにそのままでいた。

 健太は、どうして自分の呼んだのかって訊いてこない。

 答えがわかっているのだろうか。

 それとも、訊くのが怖いのだろうか。
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