【実話】絶対に結ばれない男!
私がドアをゆっくり開けると、心配顔の先生がいた

「ごめんね、ここの室長はナナ?」

「はい、私です…」

「この部屋は全員居る?」

私は最初何を言われているか理解が出来なかったが、先生の深刻な顔を見てただ言われた通りにした

後ろを振り向いて、寝てる人、起きてる二人を見て、また先生を見つめて頷いた

「はい…」

先生はため息をついてしばらく考えた後、私を見つめた

「ナナ、みんなには黙ってて欲しいんだけど…」

「何ですか?」

「ちょっと…」

私は廊下に呼ばれ、明るく照らされた場所へ目を細めながら踏み出した

先生は『困った…』という表情をしながら、両手を腰に当てている

廊下の時計は12時半を差していた

「ナナは、副委員長をやってるでしょ?お願いがあるの…」

「は…い…?」

まさかこんな夜中にクラスの頼み事!?なんてのんきに思ってしまった

「実はヨウコとサチが大変なことをしちゃったのよ…」

先生はため息混じりで俯いた…



< 32 / 37 >

この作品をシェア

pagetop